【最新AI】動画の人物を消す?Track-Anythingとは何か、使い方を紹介

・動画の人物や物を消すツールを知りたい
・Track-Anythingとは何かを知りたい

そんな方におすすめの記事です。

目次

Track-Anythingとは

動画のオブジェクト(対象)の追跡とセグメンテーション(特定のグループに分けること)のためのインスタラクティブ(ユーザーが直接操作して参加できるコンテンツ)なツールです。

つまり、動画内の物を認識することができます。

以前は画像内の対象物は認識できているツールはありましたが、今回のツールは動画内でも対象物を認識することができます。

何ができるの?

動画内の対象を選択し、追従・削除が可能です。

追従

動画内のオブジェクトを認識し、追従することができます。

この技術が応用されれば、誰がどのように動いているのか認識できるため、スポーツ中継で特定のアスリートをクローズアップしたりすることができます。

下の動画はバスケットボールの1人の選手を追従しています。

削除

追従したいオブジェクトを削除することができます。

これにより不要なものを一時的に消すことができます。

下の動画は左が元の動画で、右がTrack-Anythingを使用したものになります。
街中の障害物を乗り越える男性を動画から消しています。

今回は人物を消していますが、動いている物も対象にできます。

まだ影が残ったりしていますが、これが改善されるのも時間の問題でしょう。
※本記事の動画は公式のものを使用しております。

この技術でできる将来の展望

この技術が進めば、映画で人物の顔だけ変えたり、不必要なギャラリーを消すこともできます。

一般化が進めばYouTubeなどにも使用され、消したいものだけ消したり、突然人が現れたりなど編集の幅が広がると思われます。

まだ荒削りな部分も多く、完全に消すのも違和感がありますが、近い将来に違和感なく編集できるでしょう。

始め方

まとめ

今回は動画内のオブジェクトを追従・削除できるTrack-Anythingをご紹介しました。

AIの技術により、今までは1コマ1コマ手作業で消していた作業も自動認識できるようになります。

今後の映像業界の発展に大きく関わっていくことでしょう。

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