【考察】コナン映画のAI(老若認証システム)は将来的に実現可能なのか?【2023】

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2023年コナン映画とは?

『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』は劇場版名探偵コナンシリーズとしては第26作目の作品です。

ジンの地位を狙う黒の組織の新たなメンバーの登場や、黒の組織のキールの活躍。そしてさらには灰原哀のコナンに対する感情が大きく揺れ動くような描写もありました。

老若認証システムとは

老若認証システムとは『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』に出てくるAIで、主な機能としては

・顔認証、頭の骨格から人物を特定

・特定した人の骨格から年齢が変わっても、その人を特定できる

・監視カメラから人物や車を消せる

・映像を別の人物に置き換える

といったものでした。

老若認証システムは将来、実現可能なのか?

結論:十分に実現可能です。それぞれ見ていきましょう。

顔認証、頭の骨格から人物を特定

AIの得意な分野で、すでにセキュリティ・認証など多くの分野で利用されています。

将来的に多くの骨格情報を使用することで、より高精度な認証システムが実現される可能性があります。

特定した人の骨格から年齢が変わっても、その人を特定できる

成長するに従って骨格は変わっていくので、骨格のみでの特定は難しそうですが、人種・地域・瞳の色など総合的に判断して、年齢の変化があっても特定は可能だと思われます。

ただし、後述する「プライバシーの侵害」に関する問題が出てきます。

監視カメラから人物や車を消せる

現在でも人物や車を消す技術については開発が進んでおり、将来的に実現可能だと思われます。

しかしこの技術は高度な画像処理能力が必要で、リアルタイムに高速な処理能力が必要となります。

また、消したい対象物が背景に近い場合や、動きが早い場合には、より精度の高い技術が必要になります。

映像を別の人物に置き換える

すでに開発が進んでいる技術です。実写の映画でも使用されています。

一般に利用できるサービスもありますが、まだまだ違和感やその本人だと錯覚させるには高い処理技術が必要そうです。

老若認証システムが実装された時の問題点

プライバシーの侵害

監視カメラに映る全ての人物の情報が収集されてしまうので、個人のプライバシーが守られなくなります。

実際に海外では裁判を起こされたり、「生体認証による大量監視を全面禁止を指示した」という議決もあるようだ。

犯罪・テロに悪用される可能性がある

今回の映画の黒づくめの組織のように、追っている人物を特定したり、犯罪のため映像加工するリスクがあります。

よって全ての人物が使える技術になるとは、現状は考えられませんね。

まとめ

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